Challenge STRADA HTLRに変えてみたファーストインプレッションはこちら。
cyclinglog.hatenablog.com
今回はその後1,000km強使用してみた続編となります。
※ウェットなレースでも使用した。
1. 耐久性について
レースや比較的高強度な練習含めて1000km強程使用して、リアのトレッドパターンはややセンターが掠れてきたくらい。ウネウネしたトレッドなのでどうかなと思ってたけど、レースタイヤとしてはまぁまぁな感じだと思う。300TPIてことでタイヤ自体はやや剛性高めなのが影響してるのかな?この点、CORSAは同じくらいの走行距離で、だんだんトレッドがタレてフラットになってくるので持ちはCORSAより良さげです。(CORSAは330TPI)
ただサイドはオープンチューブラータイプタイヤあるあるでSTRADAも弱くて薄そう。何度かシーラントが滲み出てきた。
※初めは焦るけどTRL割とあるある現象ね。
2. 走りのフィーリング
CORSAの個人的に駄目だった点に対してSTRADAはホント軽い! 猫みたいにスススッて感じ。特に漕ぎ出し時と登りの感触が個人的にとても好み。
いちよ、CORSA 25Cが公称:290g、STRADA 25Cが公称:285gなんだけど、お互いに誤差の範疇なので、単純にそれぞれの特徴の差なんだろうなーと。
※シーラントは共に30g
CORSA:
もっちり系故に”ギュッギュッ”って感じ
STRADA:
しなやか系故に”スススッー”って感じ
ウェイト重ためなワタクシには、トルクがかかるシーンでは、もっちり感が少し重たく感じるのだと思います。
3. グリップについて(雨天時)
レース以外にウェットで走ることは基本ないけど、先日の群馬CSCがウェットコンデションだった。で、この点はCORSAの圧勝。互いの特徴が逆にポジネガに出た感じ。
CORSAのもっちり感は最後まで路面を掴んでくれて安定感ハンパないんだけど、STRADAは雨の群馬でリアがちょいちょい滑った…
もちろん空気圧を更に下げたらSTRADAもそこそこ掴むとは思うけど、これはタイヤの特性依存だと思う。
で、まとめると以下の通りでございます。
悪い0点 / 普通1点 / 良い2点 / めっちゃ良い3点の4段階評価とする。
|
CORSA |
STRADA |
乗り心地 |
2 |
3 |
走りのフィーリングの個人的相性 |
2 |
3 |
グリップ(ドライコンディション) |
3 |
2 |
グリップ(ウェットコンディション) |
3 |
1 |
耐久性 |
1 |
2 |
運用のし易さ(入手性や着脱面) |
3 |
0 |
デザイン |
1 |
3 |
評点 |
15 |
14 |
結果、僅差ーーーーーー!
で、今後どっちを運用するか?
比較した感じだと、ロードレースならどんな状況でもカバーできるCORSA、ヒルクライムレースなら走りの軽さでSTRADA、普段使いは運用のし易さでCORSAって感じかなーと。
ということで、STRADAの見た目のカッコ良さはとてつもなく捨てがたいものの、直近のターゲットレースな富士ヒルまでSTRADA使って、その後はまたCORSAに戻すかなと思ってます。
ホントはCORSAのTRLでタン出れば無問題なんだけどね!!