6月のメインレースにおいた富士ヒル童貞なワタシのレース結果を振り返ります。
※来たぜ富士ヒル!
レースサマリ:
日付 |
2021/06/06 |
リザルト 年代別:35 - 39歳 |
49位 / 560名 |
ゴールタイム |
1:10:30 |
距離 |
24km |
平均bpm |
167bpm |
平均rpm |
86rpm |
NP |
274w |
P / W ※前日計量 |
4.54倍 |
レース前CTL |
98 |
天気 |
小雨 |
路面コンディション |
ウェット |
富士ヒルの洗練を受けて結果はシルバー。せめて70分切りだけでも果たしたかったがそれも叶わず、とても悔いが残るレースになりました。※あわよくばゴールドとか言ってた時期がワタシにもありました…
試走時とのラップ比較:
|
本番 |
試走 |
料金所から1合目 |
16:10 AP:290w |
16:57 AP:294w |
1合目から2合目 |
10:15 AP:277w |
10:23 AP:288w |
2合目から3合目 |
11:15 AP:267w |
11:23 AP:280w |
3合目から4合目 |
15:01 AP:261w |
15:07 AP:278w |
大沢駐車場から5合目 |
17:31 AP:249w |
17:13 AP:274w |
TOTAL |
1:10:31 AP:270w |
1:11:40 AP:283w |
ラップの通り、前半に突っ込んで後半タレたヒルクライムTTでやっちゃーいけない見事な好例。
あと全体的に平均出力が大きく試走より落ちてるのが問題。タイム的にはドラフティング効果で大差ないけど出力差がありすぎる。
いろいろと原因があると今は思ってるけど、監督からも前日かららしくなく、なんか緊張してたよね?との一言も。勝手に気負い過ぎたのもあったかも知れない。
※ゴールドに向けたタイムスケジュールをステムに付けた。こんな事したのも初。
レース前日:
11時にレンタカー借りてゴー!が、中央道の渋滞が悲惨なことになってて現地入りが当初予定より2時間遅れの14時ごろイン…
で、高速乗ってたらなんかレンタから異音がする… いちよレンタ会社に連絡は入れたのだけど問題ないっていうのでそのまま走行した。これはこれで、後々今回の遠征のフラグになる。
会場入って受付して、下山荷物預けやら、RLソックス購入したりチームメンバーと談笑しつつ本日のお宿である山中湖のゲストハウス然 お一人様4,950円也へ。
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※山中湖湖畔で純和風なお部屋の窓から富士山
※山中湖からの富士山はいつもステキ
その後、軽く山中湖をサイクリングして脚を回しつつレース前のカーボローディング実行w
とはいえ宿の体重計で計測したところ夕飯後で66kg後半くらい。朝の軽量化含めたらベストとまでいかないもののほどほどなパワーウェイトレシオに落ち着きそう。
で、寝酒を軽めに飲んで9時過ぎには就寝。
※振り返ると緊張してたんだろな… いつもよりだいぶお酒控えてた。ま、ビール2杯にハーフワイン1本ですがねw
※美味なほうとうと麦トロご飯を食す!
スタート前:
4時半ごろ起床。7時過ぎにスタートのため、固形物は控えめにして飲むヨーグルトとゆで卵だけで富士山駐車場に向かい、もろもろ準備しつつジェルとブーストショットをキメて同じ駐車場のチームメンバーな会長とわんこさんと会場へ。
レーススタートから一号目下駐車場まで: 目標12分
コロナの影響で時間内に自由スタートってことで、わちゃわちゃするのを嫌ってチームメンバーとゆるゆる後ろ目なスタート。あと今回、タイムスケジュールを駐車場刻みで作成して、各到着タイムと距離、Aveスピードを記載して走った。で、初っ端の経過タイムは目標12分くらいのところ10分台前半で通過… 明らかなオーバーペース。けどそこまでキツくもない感じだった。
一号目下駐車場から樹海台駐車場まで:目標31分
試走の時もアップダウンに対してのギア選択悩んで区間。身体はまだまだ余裕はある感じだけど、先程やや突っ込み過ぎな感じなので自分を落ち着かす意味も含めて抑え目にして、経過タイムは30分半ばで良い感じ。この区間で少し後からスタートしたダイスケさんが、追いついてきた。
樹海台駐車場から大沢駐車場まで:目標49分
振り返るとこの緩斜面区間の走りが今回の最大の敗因… 貯金ある状態から一気に失速した。結果的に目標49分に対して53分くらいで通過することになる。
実は樹海台駐車場手間の急坂でダイスケさんが前に出て差が開いた。が、抑え目にということでお見送りした。で淡々とということなんだけど、この区間緩斜面&人が多くドラフティングが効いてのでそれなりの速度は出るが出力は低め。
そしたら実は、区間中盤くらいからタイムギャップが出始めてきてて少しペース上げようと試みた。が、あげようにも何故か一向に出力が上がらない… 調子もそこまで悪くないし、体感的にそこまでやばくないのに出力を上げられないという、普段でも試走時にももちろんなかった現象が起きた。で目標タイムに対してタイム差を失っていく事実の中、焦りだけが先行する最悪な状況に陥ることに…
振り返って考えられる要因としては、
- 試走時と違って、朝の早いスタートと雨、また徐々に標高が上がったことによる寒さでそもそも脚が回りにくい状態だった(実際この区間でお腹が少し痛くなった…)
- 向かい風が多い区間でそれに対して前を走る選手のドラフティングを使う頻度が多かったが、こちらが狙っているペースとドラフティング使わせてもらった前のペースが合わず実はタイム的に失速していた。
- 前半に突っ込んだツケがまわってきた。
- タイムリカバリを考える冷静さをそもそも失ってること。
で、たぶん全部が正解。完全に富士ヒルの洗礼を受けた感じ。周りの強い選手達が、なかなか目標を達成できないとかの意味がやっとわかった気がします。
大沢駐車場から奥庭駐車場:目標60分
大沢駐車場超えて既にリミットを超えてる状態で、ここの区間でリカバリできなきゃゴールドはお終いってことで、気持ち的には全開で上げた。ただタイム見ると試走時より大沢駐車場からゴールまでのラップタイムが遅いってことはお察し…
奥庭通過した時に65分でゴールドが消滅した。で、この時点で70分切を目指して走った。でも平坦区間も体感的にもスピードが出せていなかったな。
ゴール後:
先にゴールしたダイスケさん含めてチームメンバーも続々とゴール。雨もあり5合目はかなり寒くて参った。これも次回参加した際の下山荷物に対する良い経験
(生脚は下山のダウンヒルで、まじで凍るかと思ったよ…)
(下山中に書記長を発見した!)
※出走したチームメンバーと記念のパシャリ!「ゴールしたらみんなもう優勝だぜっ!!」byチームのタカさん
で、下山して駐車場でコーヒー呑みながら談笑しつつ解散して俺の富士ヒル童貞が終わった…
が、が、しかしですよ?
これでおわらないのが富士ヒルなんだろう。
帰りに昼ラーを食いに行ったリールカフェの駐車場で事件は現場で起きた…(正確には既に起きてた⁉︎)
※行きの高速で異音がしたのはコイツのせい。こちらアンダーカバーってお名前らしいですのよ。奥さま知ってました?
※リールカフェのつけ麺とチャーシューライス!
tabelog.com
最後はJAF呼んでことなき終えた。ホント何もなくて良かった。
(もちろんレンタ会社の整備不良ってことで、JAF代はもちろん1日分の費用も返金となった。)
振返り:
富士ヒル童貞がイキってゴールドを狙うとかホザクといろいろと洗礼を受けることを四十前に知れて良かったのがハイライト。
レース終わって、この久しぶりに悶々とする感を味わっており「あぁこれが富士ヒルで来年こそは!って人を惹き付ける由縁なんだろうな」と思った次第。
サイモン・イエーツは ”GIRO” に、ワタシは ”FUJI” に大事な忘れ物をしてきてしまったようなので来年もたぶん出ようかと思うのであります。
おしまい。