僕がシクロクロスレースで意識していることについて書いておりますが、今回が最後の内容でございます。(以前4つと書いてましたが、よく考えたら3つだったです…)
cyclinglog.hatenablog.com
cyclinglog.hatenablog.com
1つ目はラインについて、2つ目はミスを極力最小限にすることについてを書きました。それぞれシクロクロスらしいスキル的な攻めと守りな内容でしたが、最後はフィジカルに関するテーマとなっております。ではさっそく。。
「他ライダーが頑張るところはほどほどに!休むところはチャンスがあるから頑張る!」
でございます。
※4つと書いたけどこれ1つにまとめられることに気づいた…
※今回、写真少なめですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
シクロクロスに限らずな話しではありますが、自転車競技は自分の持っているフィジカル能力と他の選手のフィジカル能力の削りあいが基本的にはあると思っております。そのため、いかに自分のフィジカル面を削らずに他選手のフィジカル面が削れてくれるか?というのが大事だと思います。
ロードレースならわかりやすいですよね。先頭引いてる選手や逃げてる選手に比べて集団内にいる選手がどれだけフィジカル面で有利なのか。はたまたエアロフォームな選手とそうではない選手が同じ速度で走ったらどちらが大変かとかとか。
シクロクロスレースは集団で走ることも少ないし、速度もそれほどなのでエアロになる必要もないのでわかりにくのですが同じです。どれだけスキルがあっても後半バテたらそこまでになってしまいます。なので自分ができるだけ楽に速くなるように走り、他の選手に疲れて遅くなってもらうかということでございます。要するに僕なりのシクロクロス的、省エネ走法です。
そんな中でまずはこちら
「他ライダーが頑張るところはほどほどに!」
は、わかりやすいかなーと思います。急坂区間みたいにトルクかけないと駄目なとことか、比較的踏んでしまうところってありますよね。無理に脚使ってバテてもしょうがないですし、大体ツライ区間はどうせスピードがでないので、つかず離れずな程度で体力温存をココロがけることを意識してます。逆に他ライダーが頑張って踏んでバテてくれたら御の字ですよね。
※もちろん前走者がバテてたらアタック区間ですよ。
※今は単独だし、この先の急坂は頑張ってもタイム差つかないなら無理しないオッサン
とはいえ楽してばっかりじゃ順位は上がらないので、
「他ライダーが休むところはチャンスがあるから頑張る!」
がいきてきます。
これまでにレース走って気づいたのは
- ちょっとした下り区間
- 高速コーナーの出口前
- ちょっとした舗装区間 などなど
他ライダーが比較的脚をとめることが多い区間がありました。要するにスピードにのってる区間です。スピードにのっているから脚を止めて楽をしようとする訳です。
で、そういった区間は他ライダーが脚を止めている=減速している訳なので、逆にここで自分が脚を回せば、前に出られるチャンスがあるワケです。またスピードに乗っている区間なので比較的頑張り度合いも優しめになります。
※スピードにのってる時ほど脚まわすの大事!
これを意識するのは、峠のTTに似ているかもしれません。良いタイムを出すためには、勾配がキツイ区間はレッドゾーンに入れないように無理せず、緩斜面で踏むという感覚に近いですね、
さてさてシクロクロスレースで僕が意識していることを振り返りも兼ねて書いてみました。あくまで僕ごときなシクロクロッサーの話ではありますが、誰かの参考になれば嬉しいです。
※何も意識せずとも速く走れるスキルとフィジカル、僕にください。
おしまい。