苦手意識のあるキャンバーがコースの特徴であるJCXレースな幕張クロスの振り返り。
結果としていろいろと課題が残るレースとなりました。
※素敵な写真は裏腹に課題が残るレースでした。 Photo by asatoさん
レースサマリ:
項目 |
結果 |
日付 |
2021/11/07 |
リザルト |
41位 / 85名出走 |
タイム |
48:50.167 |
TOP差 |
-2LAP |
平均bpm |
174bpm |
レースNP |
260w |
P/W |
4.3倍 |
レース前CTL |
97 |
レース格付 |
A |
念願のJCX完走は残念ながら今回も見送り…
ラップデータ:
ラップ |
タイム |
NP |
1 LAP |
9:33 |
332w |
2 LAP |
8:18 |
259w |
3 LAP |
8:03 |
259w |
4 LAP |
8:01 |
266w |
5 LAP |
8:09 |
253w |
6 LAP |
6:46 |
258w |
タイムをご覧の通り、全ては1周目に集約されたレースだった。
因みに今回は28位までが完走。完走ラインの周回タイム平均はおおよそ8分ジャストな感じだったみたい。3周目以降のラップタイムをはじめから維持していたら、完走してたかも?という淡いタラレバ…
レース前:
苦手意識のあるコースプロフィールのため、朝の試走も走りたい&チームからも参戦多数ということで午前中はガヤに徹するため、朝イチで会場入り。今回有難いことにチームの書記長が応援参戦するからと車を出していただいた。
で、早速試走したところ、どこもかしこも大渋滞だらけであまり意味をなさなかった…
ま、参加者が多いことはいいことだ!
その後、C4出走の朝練仲間のKノさんがシューズ忘れて、ワタシのシューズお貸しするエピソード(因みにKノさんは初めてのAJOCCレースで怒涛の70人抜きかましてた。さすが!)や、昇格の期待かかるヒデさんが、スタートグリッド7番だったのにコール忘れてまたも後方スタートになるなどのハプニングがおきつつも、この日、自走で観戦にきていたチームメイトなユースケさんやナカタクくんと共に、午前中のレースをガヤ観戦しながら愉快に満喫した。
※後方スタートしたヒデさんはしっかりシングル!って何してんねん!普通に走ってたら余裕で昇格してるでしょ。
幕張クロスは都内近隣ということもあって知り合いがたくさん走っていてガヤは一段と楽しい。(レースは辛いけどね…)
で、2回目の試走時間にマズマズのレース強度で走って感触をはかる。
- 相変わらず芝区間は重くて凸凹のあるパワーコース
- インフィールドはキャンバー以外は比較的脚休められそう
- 得意なセクションはバンク後のシングルトラック以降の区間とヤシの木のあたり
- 忍者返しは相変わらずの渋滞でよくわからん。(軽い諦め。。)
で空気圧はデフォルト仕様でいいかなーということで、
フロント:1.5bar / リア:1.8bar の設定で。
※この辺は実際、前と距離詰めた。
試走後は、改めてチームメイトのトチローさんや朝練仲間のはるそめさんが出走のC2をガヤ観戦しながら、ボチボチ自分のレースの準備をスタート。
※C2走る暑さが苦手なトチローさんにはレース時の暖かさは辛そうだった。
レース前半:
本日は49番スタート(去年のナショナルランク順だったのかな?)ということで思っていたよりはやや後方スタートで、ファーストコーナーが右カーブということで、前はアウトに振れるかなと思い、中盤右側いっぱいに陣取り。
で、結果的にこれが大失敗。幕張のスタートはやや登り傾斜、後方からもパワー系ライダーがガンガン上がってくるってことで逃げ場がなく、第一コーナーのインは大渋滞。次のセカンドコーナーは180°コーナーでさらに身体あたりまくりの大渋滞で、一気に10~20番手くらいは順位落としたと思う。(よくよく考えると落車とか一切なくそこはさすがにC1クラスだったなと。)
その後インフィールド入る間に、挽回するために必死で全開踏みするものの全然前に上がれずめっちゃ焦る…
そんなこんなで、芝の区間に戻る頃には息も絶えたえだし、このレースに向けた練習も積んで気合いを入れていた分、反動大きくココロも折れてしまって、インフィールドのなんてことないところでもミスしまくりを犯して更に順位落としてしまう始末。
そんな中、後ろから「落ち着いて、ちゃんと前見て走ろう!」の声が。なんとそれは地鶏師匠だった。ということで地鶏師匠とレース中、初めてパックを組んで走ることができた!
と、今はブログ書いているから言えるけどその時はそんな余裕すらなくて、1周回が終わるくらいまではほんと「ココロもカラダも人間のゼンブが廃人」になってた。実際この時はせっかくの応援にも反応することすらできなかったし。
結果、2周回の途中まで、勝手知ったる師匠の後ろを走っていることでなんか普段の練習を思い出せた感じがして、ココロも心拍も落ち着いかせることできたと思う。
※地鶏師匠とSIDOのレジェンド"マスケンさん"とパックで走ったレース前半
レース中盤から足切りまで:
パックで芝区間走っていたところ、地鶏師匠がコーナー抜けた時、ちょっとコースアウトしてしまったのと、前を走るパックも近づいてきたタイミングが重なり上げることになりパックが崩壊。で、その後は自分のペースで前のパックを追いかけ追い抜きを繰り返す感じで徐々に順位をあげていけた。
この辺りから、せっかくの有難い応援に対しても、ちゃんと反応返すこともでき始めたと思う。(ココロが復活している証拠ね。)
で、6周回終わりに足切り告げられ本日のレースが終了した。
※後半は辛かったけど、せっかくの応援(ガヤw)も、ちゃんと耳に入ってきてチカラもらえた。
振り返り:
今回のレース結果はスタートに集約されてると思います。で、課題に感じたことは大きく2つ
- パワー上限が圧倒的に低い
- どうしようもない時に精神的なリカバリがうまくできなかった。
一つ目に関しては、渋滞にハマるのはある程度仕方なしの中、パワー絶対値が完全に劣っている点。10秒くらいの、ある種スプリントパワーの向上とその領域でのインターバル耐性の必要性をとても感じました。幕張は忍者返しなどが目立つけど、基本パワーコースなので、顕著に弱みが露呈し結果に出たなと。L5領域のインターバル耐性は比較的積んでいてそれなりの耐性はできたと思うけど、もっと上の短時間高高強度領域はテンで弱過ぎ…
逆にある程度、それなりの強度で一定ペースで走れるレース中盤から後半にかけては、ルーラー脚質の私にやや分があるのは収穫。
二つ目は、今回たまたま師匠とパックになれたから良かったものの、焦った時ある種パニクったココロの弱さが完全に露呈したこと。ヤバイ時こそ、平常心の意識にしっかり自分を持っていかないとなーと。これも弱みをある程度克服することで解消出来るはず。
ということでJCX第2戦な幕張クロスは課題も残ったレースとなりました。
次戦は野辺山の2練戦。いきなりフィジカル向上は見込めないのでまずは平常心を改めて心掛けて走りたいですな。
あ?散々キャンバー練しまくった中での忍者返しですか?
1回もオール乗車で越えらませんでしたけど何ですか?w
ではでは。。